1989年発売のダイヤトーンが作ったトールボーイスピーカーになります。 このスピーカーの最大の特徴は上下独立エンクロージャーになっていて下部の箱に18✕12cmの楕円形サブウーハーを密閉箱に納めて共鳴箱を介してフロントポートより重低音を再生するケルトン方式を採用している所です。 最後の写真の周波数特性測定では重低音領域がしっかりと出ている事が明確にわかります。 一方、上部箱は10cm広帯域フルレンジがかなりのレンジをカバーするので総合的に非常に聴きやすい音に仕上がっています。 動作確認としてスイープテストは問題無しで各ユニットの音圧も左右で均一です。 一方、外装ではサランネットが経年劣化していたので黒に張り替え純正より高級感が増しています(SONY　リバティのサランネット生地を流用) また、上下エンクロージャー連結部劣化に対して接着剤&ステンレスビスにて補強を行っています。 その他、使用によるキズや欠け、塗装剥がれがありますので写真にてご確認下さい。